「せっかく勉強したのに実力を発揮できなかった」と悩む受験生も少なくないが本来サポートし支えるはずの親が“ストレス源”になってしまうケースもあるという。
Ameba塾探しの調査によると、受験期にストレスを与えた保護者からの言葉としては「進路先について」「金銭面について」「勉強時間について」などが上位を占める。
主な声としては、「(行きたい学校あったが)そんなところより別のところにしなさいと言われた」「塾代にこんなにお金かけてるんだから、勉強していい学校に行けと言われた」などがある。
一方、受験期に嬉しかった保護者からのサポートについても調べたところ、「食事や送迎などの日常的なサポート」や「口を出さずに見守ってくれた」などの声が上位に入っている。
主な声としては「毎日塾で帰りが遅い私のためにおにぎりを多く作って渡してくれたり、自転車で通えるのに毎日絶対に送り迎えをしてくれていました」「“自分が望むようにチャレンジすればいい”とだけ言われてほかに口出しされることはなかった」などがある。
この結果について精神科医の木村珠好氏は「自分でわかっている点を突っ込まれると『わかってるんだよ!』と反抗してしまうもの。なるべく勉強のことに対しては口を出さず、日常的なサポートをしてほしい。17〜18歳ともなるとある程度自分の意志をしっかり持っている。個人個人の意思をしっかりと尊重して信じてあげる。『期待しているよ』ではなくて『やってきたことを信じてるよ』という声がけの方が、本人に重圧をかけない」と述べた。
(『ABEMAヒルズ』より)


