【写真・画像】みなみかわ「M-1もキングオブコントも吉本の事務所ライブ」賞レースのシステムに苦言 1枚目
【映像】「許せない」怒るみなみかわ
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 芸人のみなみかわがお笑い賞レースやお笑い界の現状を激白し、久保田と井口が唸るシーンがあった。

【映像】「許せない」怒るみなみかわ

 1月21日、「耳の穴かっぽじって聞け!」が放送された。本番組は人間の生々しい本音が聞ける赤裸々音声バラエティで、MCはとろサーモン久保田とウエストランド井口。ゲストはピン芸人のみなみかわ。

 現在、遅咲きのピン芸人として売れっ子のみなみかわは、「賞レースは『M-1』と『キングオブコント』だけでいい」と言い放つ。それは賞レースが増えすぎていて、神秘性が失われているのではないかという思いからだ。

 みなみかわは自分が芸人になりたての頃を振り返り、売れたいのなら「M-1」で最低でも決勝に残るのが必須、それ以外は邪道とされていたという。当時はコンビだったみなみかわも「M-1」のために努力したものの結果は出ずその後コンビが解散。「M-1」ももちろん諦め、芸人も引退しようとしていた。

 しかしその後、なぜか仕事が増えてきた。「システマ、事務所の悪口、妻の暴走。自分の子供が保育園に入れない!とブログに書き殴って稼いだ瞬間もありました」と仕事が増えたことは、王道ではなく邪道の方へと進んだことが原因だと分析し、「でももう、恥ずかしいなんて言ってる場合じゃなかったんです。ようやく光が見え始めました」と振り返り、「M-1」の道ではないが、外れた道を進んだことで売れ始めたと述懐。

 そして吉本以外の芸人が賞レースに1年のすべてを費やすのは20代までと綴り、「あんまり言いたくありませんが、吉本の芸人ならずっとそれに賭ける価値はあります。劇場出番や営業もあるでしょう」とし、吉本以外の芸人が1年賭けるのはリスクが高いと本音。「だから多少邪道に行かねば生きていけないのです」とその道を選んでしまった心境を吐露。

『M-1』だって『キングオブコント』だって大きく括れば吉本の事務所ライブ
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