【チャンピオンズリーグ】モナコ 1-0 アストン・ヴィラ(日本時間1月22日/スタッド・ルイ・ドゥ)
モナコに所属するMF南野拓実が、思わぬ形でエルボーをお見舞いした。勢い良くプレスに来る相手をかわした瞬間、背番号18の左肘が相手の顎にヒット。自身がファウルをもらいながら"カウンター"を浴びせた。
衝撃のシーンは、モナコがアストン・ヴィラをホームに迎えたチャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第7節、1-0でリードする34分のことだ。南野が右サイドを突破しようとした場面でそれは起きた。
味方からの縦パスに反応した南野が、後ろから来る浮き球を胸トラップで前に置くと、一気にスピードアップ。そして、15mほどドリブルで加速したところで急ストップして、プレスに来る相手をかわしにかかった。タッチラインに背を向けるようにボールを持った南野は、寄せてくるアルゼンチン代表のMFエミリアーノ・ブエンディアに対して、右へのフェイントでいなそうとした際、自身の左肘が、相手の顔面にクリーンヒットしたのだ。
その瞬間、アストン・ヴィラの背番号10は両手で顔を覆いながらその場に崩れ落ちた。まるで格闘技のようなきれいなカウンターが決まった形となり、ブエンディアは痛みを堪えることができずに悶絶していた。しかし、このシーンは突破を図ろうとした南野へのアフタータックルということで、日本代表MFがファウルを獲得。右サイドで攻撃の起点を作り、追加点を狙うチームにチャンスをもたらすプレーとなった。
なお、試合はそのまま1-0でタイムアップ。モナコはCLで3試合ぶりとなる4勝目をマークした。(ABEMA/WOWSPO/UEFAチャンピオンズリーグ)
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