世界ラリー選手権(WRC)2025年シーズンの開幕戦「ラリー・モンテカルロ」で名手にアクシデントが発生。8度の世界チャンピオンに輝くセバスチャン・オジエが、真っ暗闇のナイトステージでハーフスピンを喫した一幕が海外でも注目を集めている。
問題のインシデントは、日本時間1月24日に行われたSS3(スペシャルステージ3)で発生した。SS2までトップを走っていたオジエ(トヨタ)は真っ暗闇の中、左コーナーを旋回中にハーフスピン。マシン左側が浮き上がり、コースサイドの木にぶつからんばかりの勢いでストップした。一時的にコースを外れかけた。この模様をWRC公式Xも「地元のヒーロー、オジエに早くもドラマが)」とツイート。
ファンからは悲鳴に近い「Noooooooo!!!!」などのリプライや「そう、これがモンテカルロ。明日取り返せるだろうが、ここでは何も保証されない」などの反響が寄せられた。
しかし、オジエは冷静さを保ち、コース復帰して走行を継続。WRC公式Xは「SS3でのハーフスピンでオジエは15秒を失い、モンテカルロラリーのリードを失う可能性も」とも伝えたが、さすがは8度の世界チャンピオン。オジエは一旦、首位から陥落するもそのあと巻き返しに成功。同25日のデイ2終了時点で総合首位の座をキープしている。
(ABEMA『WRC 世界ラリー選手権 2025』/(C)WRC)


