また、この件にはトランプ氏の支持者たちによる「ディープステート(影の政府)」というキーワードが関わってくるという。中丸氏は「アメリカ政府は裏に影の政府があって、操られている。これがディープステートだとトランプ支持者は言う。それは陰謀論を含めていろいろある」と解説。
「影の政府と言っているから、いつになっても正体は明らかにならないが、強いて言えば官僚が秘密を独占してうまいことをやっているのではないかと疑っている」として、「トランプ氏は象徴的なケネディ暗殺事件の、CIAが何回言ってもオープンにしない3パーセントを明らかにすることで、ディープステートと戦う大統領だという支持者の望みを叶えたい」「CIAが隠しているところをオープンにするだけで支持者としては『やってくれたな』となる」と、トランプ氏の思惑を推察した。
「アメリカ政府の関与があるというのが一番まずいパターン」と語る中丸氏は、ケネディ元大統領の見方が変わるような情報だった場合、「現状戦後の民主主義の象徴、若くして格好いいアメリカの大統領であるため、ケネディ氏の知られていない事実が明らかになる可能性もある」と述べた。
また、キング牧師の暗殺に関する資料も今回公開対象となるとして、結果によっては今後も新たにさまざまな資料が公開されるかもしれないとも語った。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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