■事業の売却目標に質問「続けない理由は?なぜ1億円?」

小南秀光(株式会社プロディライト 代表取締役社長):いろいろ失敗されて、最大の失敗はありますか?

金丸:本日挙げさせていただいた事例では、SNSで集客をしていたんですけれども、1人も生徒が獲得できなかった。自分目線で投稿を作っていたことと、Instagramのアルゴリズムを理解していなかったことがあります。そこを理解して改善したことで、フォロワーを伸ばし、売上を伸ばすことができました。

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菊池誠晃(株式会社デジタルプラス 代表取締役社長):私も愛媛出身で、学生企業をしていて。愛媛から東京に挑戦して、2005年に独立しました。なので、本当にそれぞれ可能性があるのかなと思いました。1つは、なぜ(家庭教師事業を)続けないのか。2つ目に、なぜ1億円なのか。

金丸:なぜ続けないかといいますと、経営というものの面白さは何なのか?を突き詰めようと思って取り組みを始めました。ですが、進めていくにつれて、自分の力不足と自分が成長できないなと思ったので、入社しようと考えています。また、1億円を達成するかしないかに関しては、そこまでこだわってはいないんですね。その過程にある成長にこだわっているので。

菊池:1億円で売るのか、10億円で売るのか、100億円で売るのか。これによってチャレンジの仕方も思いっきり変わってくると思うんですね。よりドMで追いかけていただきたいなと思いました。

白坂ゆき(株式会社CaSy 取締役 CHRO 兼 キャストエンゲージメントプロジェクトマネジャー):ドMの金丸さんに聞いてみたいです。私たちは将来的に、「全人類の1時間を創る」と言って、90億時間をKGIにしています。どうしたら勝てますか?

金丸:簡単な数字ではないと思っています。女性が家で家事をして、男性が外で働いている、みたいな固定観念がまだ残っていると思うんですけど。女性にアプローチをかける、プラスアルファで男性に理解してもらう取り組みが必要なんじゃないかなと。抽象的なんですけれども、浅い知識で語らせていただきました。

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