田村はインタビューでよくわからない質問をされた時、「今の質問をあなたにするので、答えられるか一度やってみてください」と言うそうだ。また、インタビューへの疑問を次のように投げかける。
「“淳にこう言わせたい”みたいな、言質を取ろうとする質問があるが、僕はそういうのにはあんまり答えたくない。あと、“この10個の質問をする”みたいに決めている人もいて、俺が何を答えようが次の質問にいく。答えへの引っかかりもないし、深掘りしようとも思わないのかなと。“ここでしか答えられない内容を持ち帰って記事にしたほうが、僕にとっても読者にとっても絶対に有益です”と伝える」
これに宗氏は「相手に何を言ってしまったら失礼になるのか。学校のテストでうまく丸をとってきたり、記者として要領よく立ち回ってきていても、現場でその人ごとにコミュニケーションを作る力が弱かった可能性がある」と指摘した。
ただ、田村は質問がうまくない人とはあるやりとりをするのだという。「“最初は雑談しませんか?”と言う。どこで生まれ育ったのかとか、どんな生い立ちだったかを聞くと、相手が喋るにつれて楽になっていく。質問も自然になってきて、本当に聞きたいことを聞いてくれるようになるし、最終的には“ありがとうございました”と握手できる」と明かしていた。(『ABEMA Prime』より)



