【FWD Insurance Chinese New Year Cup 2025】世界選抜 3-3 [PK:6ー5] 香港選抜(日本時間2月1日/香港スタジアム)
数々のレジェンドから尊敬を集める男が現役さながらの神プレーで魅せた。マンチェスター・ユナイテッドの黄金期を支えた元イングランド代表MFのポール・スコールズが、試合開始直後に相手選手の股を抜くパス交換を披露。ファンも解説陣も大興奮の様子だった。
2月1日に香港で開催されたサッカー国際試合「FWD Insurance Chinese New Year Cup 2025」では、ライアン・ギグスやエデン・アザール、ダビド・シルバ、そして本田圭佑など世界各国のレジェンドたちが世界選抜としてチームを組み、香港選抜と対戦。試合は3-3で90分では決着がつかずPK戦にもつれ込むと、世界選抜がPKスコア6-5で勝利を収めた。
この試合で最初に視聴者の視線を釘付けにしたのが、世界選抜で先発出場していたマンチェスター・UのOBスコールズだった。
キックオフから20秒すぎ、元ブラジル代表DFのルッシオのインターセプトからボールを受けたスコールズは、リターンを出してからもう一度受けるために動き直す。再びパスを受けると、その際に距離を詰めてきた相手のプレスを嘲笑うかのような右足アウトのタッチで股の間を抜く神プレーを披露したのだ。
現役時代さながらの余裕あるプレーには、解説を務めた槙野智章氏と柿谷曜一朗氏の両名は思わず「うわ、うまーい!」と絶叫。ファンもABEMAで「神スコールズ」「スコールズさすがw」「上手すぎやろ」「スコールズは渋い」「スコールズおじさんキレキレ」「タッチうまー」とコメントするなど、レジェンドの神プレーに大興奮の様子だった。
実況・野村明弘氏が「スコールズはイニエスタやシャビがファンだって公言してますからね」と補足した通り、スコールズはかつて世界中のMFの憧れの存在だった。昨年11月に50歳の誕生日を迎えた今も、足下の感覚と技術はまったく錆び付いていないことを証明した。
(ABEMA/FWD Insurance Chinese New Year Cup 2025)