アニメ「Re:ゼロから始める異世界生活」(リゼロ)とは、主人公が死ぬと発動するタイムリープ能力「死に戻り」の設定が独創的なダークファンタジー作品です。2016年4月から2021年3月にかけて1・2期、計50話が放送され、2024年10月から11月にかけて、3期前半クール襲撃編8話が放送されました。そして、2025年2月には、3期後半クール反撃編の開始が予定されています。
原作は長月達平氏による同名小説です。
この記事では、作中最強キャラとして知られるラインハルト・ヴァン・アストレアについて、プロフィールや声優、強さや能力、所有している加護などを紹介します。
目次
- アニメ「リゼロ」とは
- アニメ「リゼロ」ラインハルトの基本情報|声優は?
- アニメ「リゼロ」ラインハルトの初登場は何話?
- アニメ「リゼロ」ラインハルトの能力や強さは?
- ラインハルトの加護一覧
- ラインハルトの父親は誰?
- まとめ
アニメ「リゼロ」とは
アニメ「リゼロ」は、日本に住んでいた高校生の主人公・菜月昴(なつき すばる/ナツキ・スバル)が、突然、異世界へ転移したことをきっかけに、数々の謎や陰謀に巻き込まれていく物語です。
スバルはヒロインのエミリアに助けられ、その恩返しのために新たな王の座を争う「王選」に協力します。その最中、エミリアとその仲間たちは何度も命を狙われ、ときにはスバルの眼の前で死亡することさえありました。そのたびにスバルは死に戻りを繰り返して運命を変え、自身と仲間たちが生き延びる道を探していきます。
アニメ「リゼロ」ラインハルトの基本情報|声優は?
ラインハルトは、「剣聖」の家系であるアストレア家出身で、歴代最強の剣聖と言われている人物です。近衛騎士団に所属し、3期開始時点で20歳という若さでありながら、「騎士の中の騎士」と評されるほど、その実力にも性格にも非の打ち所がありません。
王選では、フェルトを王族の血筋の者と考え、フェルトの騎士として協力しています。
基本情報【プロフィール】
■年齢 20歳(五章時点)
■身長 184cm
■体重 70kg台
■特技 なし(何をやってもできる)
■趣味 人助け(間違いなく正しいこと!)
(出典:「Re:ゼロから始める異世界生活 Re:zeropedia 2」)
ラインハルトは、燃えるような赤色の髪に、空を映したように澄み切った青色の瞳の持ち主です。顔立ちも整っていて、ただ立っているだけでも絵になるほど。Web小説版のキャラクター資料では「作中で一番の美男子」と明言されています。
性格はいわゆる「おとぎ話に出てくる理想の騎士そのもの」で、謹厳実直、清廉潔白、勇猛果敢、眉目秀麗といった言葉を並べても、まだ足りないほどの完璧超人です。
その強さと性格から、困っている人を見つけたら放っておけず、国民的スーパーヒーローとして市民の信頼を得ています。
基本情報【声優】
ラインハルトの声を担当しているのは、声優の中村悠一(なかむら ゆういち)さんです。代表作には、「マクロスF」の早乙女アルト役や、「呪術廻戦」の五条悟役などがあります。
ゲームでは、「ファイアーエムブレムif」のリョウマ役や、「ファイナルファンタジーXVI」のディオン・ルサージュ役などがあります。
中村さんが活躍の場を大きく広げたのは2007~2010年頃で、「機動戦士ガンダム00」のグラハム・エーカー役や、「絶対可憐チルドレン」の皆本光一役、「デュラララ!!」の門田京平役など多くの主要キャラを演じました。
2022年には第16回声優アワードにて助演男優賞を受賞し、2024年には第18回声優アワードにてMVS(Most Valuable Seiyu)を受賞しました。そのほか、アメリカのアニメ賞であるクランチロール・アニメアワード 2024の最優秀声優賞を受賞したこともあります。
ちなみに、中村さんのYouTubeチャンネルも人気で、個人チャンネルの登録者数は52万人以上。フリーライターのマフィア梶田(マフィア かじた)さんと共同で出演している「マフィア梶田と中村悠一の『わしゃがなTV』」のチャンネル登録者数は84万人以上を誇ります。
アニメ「リゼロ」ラインハルトの初登場は何話?
ラインハルトが初めて登場したのは第2話です。スバルが路地裏で暴漢に襲われているところを助けてくれました。暴漢たちは現れた騎士が「剣聖」ラインハルトだとわかると、戦うこともせず一目散に逃げ出しています。
アニメ「リゼロ」ラインハルトの能力や強さは?
ラインハルトは作中最強の呼び声が高いキャラクターです。第2話の暴漢のくだりからもわかるように、半端な強さでは太刀打ちできず、相手が逃げ出してしまうこともあります。
ラインハルトが最強と呼ばれる理由は、アストレア家に代々継がれる「剣聖の加護」をはじめとして、把握しきれないほど数多くの加護を持っていることが要因です。しかも、「Re:ゼロから始める異世界生活 Re:zeropedia 2」によると、自分で望んだ加護を授かれるという説もあるようですが、真偽不明とのことです。
ラインハルトの加護一覧
ラインハルトが持っている加護は数が多すぎるため、すべてを把握することはできません。Web小説版のキャラクター資料では、少なくとも以下の加護を持っていると説明されています。
特別な加護
・剣聖の加護
代々、アストレア家にのみ継承される特別な加護です。この加護を持つ者が、当代の剣聖として扱われます。加護の継承は突然起こり、先代の剣聖は加護を失います。先代の剣聖には、新しい剣聖が誰なのか一目でわかるそうです。
剣聖の加護の能力は、戦闘における本能のすべてを補ってくれるほか、この加護を持つ者だけが、至上の剣である「龍剣レイド」を扱えるようになります。
その他の加護
・矢避けの加護
・矢当ての加護
・退魔の加護
・先制の加護
・闇避けの加護
・火避けの加護
・風受けの加護
・早駆けの加護
・泥抜けの加護
・湖の加護
・蒼天の加護
・涙天の加護
・伝心の加護
・騎乗の加護
・騎獣の加護
・無手の加護
・流血の加護
・不死鳥の加護
・霧の加護
・解毒の加護
・初見の加護
・再臨の加護 など
(出典:鼠色猫/長月達平 小説家になろう活動報告 第一章キャラクター資料)
ラインハルトの父親は誰?
ラインハルトの父親は、ルグニカ王国近衛騎士団の「お飾りの副団長」と呼ばれている、ハインケル・アストレアです。ハインケルはクルシュ・カルステンに仕えるヴィルヘルム・ヴァン・アストレアと、その妻で元剣聖のテレシア・ヴァン・アストレアの息子で、アストレア家の現当主です。
【ハインケル・アストレアのプロフィール】
■年齢 39歳(五章時点)
■身長 185cm
(出典:Re:ゼロから始める異世界生活 Re:zeropedia 2)
ハインケルはかつて剣聖に強く憧れていましたが、残念ながら剣聖の加護を授かることはできず、剣名である「ヴァン」の名も得られませんでした。
さらに、妻のルアンナ・アストレアが「眠り姫」という、何年も眠り続ける病を患ったことで生活がすさんでいきます。現在では無精ひげを生やしたままの風貌に、ぶっきらぼうな物言いをするという、およそ近衛騎士団の副団長らしからぬ人物になってしまいました。
まとめ
ラインハルトは作中最強と名高い「剣聖」です。圧倒的強さと誠実で優しい性格から、作中ではヒーローのポジションで扱われています。
ラインハルトがいればほとんどの敵は倒せそうですが、いずれ、彼がいても攻略が難しい場面が訪れるのでしょうか?スバルとは別陣営に所属しているので、今後、ストーリーにどうかかわってくるのか気になるところです。
(C)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活1製作委員会
(C)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活2製作委員会
(C)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活3製作委員会
アニメ『 Re:ゼロから始める異世界生活』放送回一覧(動画リンクつき)
話数 | サブタイトル(タップで動画へ) | 見どころ |
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1 | 始まりの終わりと終わりの始まり | はじめての死に戻り |
2 | 再会の魔女 | 激怒するエミリア |
3 | ゼロから始まる異世界生活 | イケメンがみんなを救う |
4 | ロズワール邸の団欒 | 目覚めると双子のメイドが |
5 | 約束した朝は遠く | 目覚めて気づく死に戻り |
6 | 鎖の音 | 敵の正体はまさかのレム |
7 | ナツキ・スバルのリスタート | 崖から飛び降りリスタート |
8 | 泣いて泣き喚いて泣き止んだから | エミリアたんの膝枕 |
9 | 勇気の意味 | 鬼化して高笑いするレム |
10 | 鬼がかったやり方 | ラムを投擲するスバル |
11 | レム | 「鬼がかってますね」 |
12 | 再来の王都 | 王選候補者・フェルト |
13 | 自称騎士ナツキ・スバル | スバルを拒絶するエミリア |
14 | 絶望という病 | レムに膝枕されるスバル |
15 | 狂気の外側 | 脳が、震える震える |
16 | 豚の欲望 | 霧から覗く巨大な目玉 |
17 | 醜態の果てに | ラムにも忘れられるレム |
18 | ゼロから | 1から、いいえ、0から |
19 | 白鯨攻略戦 | 妻を愛するヴィルヘルム |
20 | ヴィルヘルム・ヴァン・アストレア | ヴィルヘルムと妻の過去 |
21 | 絶望に抗う賭け | 白鯨との戦いが決着 |
22 | 怠惰一閃 | ペテルギウスを撃破…? |
23 | 悪辣なる怠惰 | 体を乗っ取られるスバル |
24 | 自称騎士と最優の騎士 | スバルとユリウス共闘 |
25 | ただそれだけの物語 | 「レムって誰のこと?」 |
26 | それぞれの誓い | 新たな魔女教大罪司祭 |
27 | 次なる場所 | “強欲”の魔女エキドナ |
28 | 待ちかねた再会 | エキドナとお茶会 |
29 | 親子 | 目覚めると現在の日本 |
30 | 踏み出した一歩 | エミリアを抱きしめる |
31 | 少女の福音 | レムと再会するラム |
32 | ユージン | 捕らえられたスバル |
33 | 命の価値 | 兎に食べつくされる… |
34 | らぶらぶらぶらぶらぶらぶゆー | “暴食”の魔女ダフネ |
35 | 地獄なら知っている | ペトラとデートの約束 |
36 | 死の味 | 泣きわめくベアトリス |
37 | 魔女たちの茶会 | 目覚めたらレムが… |
38 | 泣きたくなる音 | “嫉妬”の魔女サテラ |
39 | STRAIGHT BET | パックと契約破棄 |
40 | オットー・スーウェン/信じる理由 | 大きな喧嘩とキス |
41 | クウェインの石は一人じゃ上がらない | “見えざる手”アッパー |
42 | 記憶の旅路 | エミリアの過去の記憶 |
43 | 平家星の笑った日 | “虚飾”の魔女パンドラ |
44 | エリオール大森林の永久凍土 | フォルトナの最期 |
45 | 聖域の始まりと、崩壊の始まり | スバルVSロズワール |
46 | 咆哮の再会 | ラムVSロズワール |
47 | 水面に映る幸せ | 号泣するベアトリス |
48 | 血と臓物まで愛して | エルザと決着のとき |
49 | 俺を選べ | スバルを選ぶベアトリス |
50 | 月下、出鱈目なステップ | スバルとエミリアのダンス |
51 | 劇場型悪意 | おぞましすぎるシリウスの力 |
52 | 氷炎の結末 | 掛け声まで可愛らしいエミリアのバトル |
53 | ゴージャス・タイガー | ガーフィールの男気、ミミの「よしよーし」 |
54 | 都市庁舎奪還作戦 | スバル、渾身のお姫様抱っこ |
55 | 濁流 | “ゲス顔エミリア”の罵倒 |
56 | 騎士の条件 | プリシラの圧倒的火力 |
57 | 最も新しい英雄と最も古い英雄 | 心震わす大演説 |
58 | いつか好きになる人 | 反撃の狼煙が上がる! |
59 | 混戦都市 | お着替えプリシラ |