「命をつなぐ行為」 “透析大国”日本、一方で進まない患者への理解 「“輸血に使われたくないから献血しない”という誤った知識も…」 ABEMA Prime 2025/02/09 10:15 拡大する 大分に住む占い師のTERUさん(男性、49)。週3日、透析治療のために仕事を空け、朝7時すぎから病院に向かう。慢性腎不全により腎臓の機能が低下し、排尿が思うようにできないため、血液を体外に取り出し、血中の老廃物や水分を人工的に除去。そして再び体内に戻すのが透析治療だ。 TERUさんの場合、体に余分な水分のない適正体重が62.6キロ。今回オーバーした約3キロが、2日前の透析から排尿できず、体内にたまった水分となる。血液を浄化しながら、3キロの水分を抜くのにかかる時間は約4時間。「これをやらないと確実に死んでしまう。命をつなぐ行為」。食事の際には、カロリーや塩分にも気をつけるようになった。 続きを読む 関連記事