6年前の交通事故で“記憶障害”に…一見“普通”の障害抱えた当事者「自分自身が何者なのかも分からなかった」 必要な支援は ABEMA Prime 2025/02/08 14:55 拡大する ミット目掛け、力強くパンチを打ち込む。大阪市在住の.SABO10氏(22歳・男性)は“リハビリ”としてボクシングに励んでいる。元気な姿からは想像もつかないが、今から6年前、人生が激変する出来事に見舞われた。.SABO10氏は「16歳の時に交通事故に遭って、2カ月間意識不明だった。一生寝たきりかもしれなかったらしい」と振り返る。 その後、奇跡的に目を覚ますも、「高次脳機能障害と診断された」という。高次脳機能障害とは、脳が激しいダメージを受けることにより、さまざまな症状を引き起こす障害。.SABO10氏も左半身麻痺、言語障害などの症状があるが、一番彼を苦しめているのが「記憶障害」だ。 続きを読む