さらにウイルスやダニなどもいるため、触れて人の皮膚に寄生すると激しいかゆみに見舞われる可能性もあるというアライグマ。岩田さんは「文句なく一番怖いのは狂犬病」と、噛まれたり、引っかかれたりすると、傷口からウイルスが侵入して発症する可能性を指摘し、むやみに近づかないほうがいいと注意を促した。

 さらにアライグマは特定外来生物に指定されており、駆除依頼は年々増加。東京都だけでも2023年の1年間で1300匹ものアライグマが捕獲されているという。

 岩田さんは「特定外来種なので、その場から動かせない。なので基本は追い出すという選択肢になることが多い。打つ手なしというのも変な話だが」と、現状の対策のもどかしさについて語った。

(『ABEMA的ニュースショー』より)

この記事の画像一覧
【映像】捕獲数が急増“アライグマ”を食べてみた
【映像】捕獲数が急増“アライグマ”を食べてみた
【映像】“野生のうさぎだらけ”大久野島に行ってみた
【映像】“野生のうさぎだらけ”大久野島に行ってみた
【映像】アパートが突然民泊に...不動産業者の言い分
【映像】アパートが突然民泊に...不動産業者の言い分
この記事の写真をみる(2枚)