店側もライダー不足を肌で感じている。ラーメン店「俺の生きる道 白山店」店主の小林公太さんは、「今までより、注文が入ってからマッチングするまでの時間が延びた。長いと20分とか30分かかっちゃう。9時に出来上がったものを(営業は)9時30分までだが、営業終わってから取りに来ることもあった」。
「誰も冷めたラーメンを食べたくない。熱いまま届けたいが、冷めたラーメンを届けることによって、店の評価が下がるのは嫌だ」との思いから、少しでも最適な状態で食べてもらうべく、電子レンジでのおすすめ温め時間が分かるシールで対応しているそうだ。
この現象はライダーの間でブームになっていて、「マグロの釣り方」「捕鯨大研究」などを有料で販売する者もいる。しかし佐藤さんは、「高額案件は相当切羽詰まっていて、客からすると怒りがたまっている案件だと思うので、安易に受けるのはどうか」と忠告する。
「問題案件だから高い。ますますUber Eatsの配達の質が悪いと思われて、サービスの質が下がり、注文者が減る。結局めぐりめぐって自分たちに来るから、やめた方がいい。僕はUber Eatsが好きなので」(ウーバー配達員の佐藤大輝さん)
年末年始のマグロ&クジラ祭りについて、Uber Eats社は「2024年-2025年の年末から年始にかけて、注文需要が配達供給を大きく上回り、配達の大幅な遅延やキャンセルが1週間ほど発生したことを確認している。今日では供給不足は解消し、平常通り安定したサービスを提供している」とコメントしている。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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