女子最高峰といえるタッグ戦で、デカ女が猛威を振るった。リヴを高々とリフトしてマットに叩きつけフォールを狙う合体プレーを多用しているラケル。この日はさらにダブルチームに磨きをかけ、自らの長身を利用してイヨをリフトしてリヴの落差ある「コードブレイカー」をアシスト。
得意のパワーボムのムーブでタッグパートナーをマットに叩きつける「パワーボム式セントーン」がイヨの膝立て”剣山”で回避されると、次の一手で何を血迷ったかリヴを抱えあげてバックブリーカーの体勢からぶん回して“人間凶器”に。
この奇策でイヨ、ダコタが相次いでふっ飛ばされるとABEMA実況・清野茂樹アナウンサーも「ラダー状態です」と絶句。同時にこの荒業でリヴの目尻がパックリ割れて大流血の大惨事となった。
解説の堀江ガンツが「当たりどころが悪かったんですかね…」とコメントすれば「なんじゃこりゃw」「なんちゅう技だ」「怪我しちゃった」「ハチャメチャだろ」「結構血が出ている」と困惑と心配の声が多数寄せられた。
試合はイヨがフィニッシャー「ムーンサルトプレス」でリヴからスリーカウント。先週のシングル戦での理不尽な反則負け裁定のリベンジを果たしたが、流血後も全く動じず戦い続けたリヴのタフさに称賛の声も聞かれた。
また自身のSNSでは痛々しい傷口を見せながら満面の笑顔の動画を投稿する“壊れっぷり”に「勇ましすぎる」「彼女は本物の戦士だ」と称賛や圧倒的支持で埋め尽くされた。(ABEMA/WWE『RAW』)
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