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【映像】“ジーンズの聖地”出身経営者が提言
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 “コメンテーター全員が結果を出している経営者”というトーク番組、ABEMAFor JAPAN #42』が2月14日に放送。2月期は「地方再生」をテーマに、“ジーンズの聖地”の取り組みを交えて議論が交わされた。

【映像】“ジーンズの聖地”出身経営者が提言

 株式会社glob代表取締役社長の古市誉富氏は、「県と協力して事業を」という考えを展開。国産ジーンズ発祥の地である、岡山県倉敷市児島地区の出身であることから、「“デニムの街でジーンズを”というのは、県をあげての町おこし。児島は中小企業が集まって、皆さんご苦労なさって、一番の課題は作った製品が売れないこと。十数年前からすると、デニムは日本で半分しか売れていない、縮小した事業の1つだった」と説明する。

 そんな中、ブランディングに成功。「売価が3倍、4倍になり、付加価値を上げてきちんと残った。日本で再生されただけではなく、海外で“メイドイン児島”と呼ばれるぐらいの世界の生産基地であり、隣の福山・井原はデニムの世界一の生地街と言われている」とした。

 一方で、「産業がうまくいったら終わりかというと、よく聞かれるのは“次の若い人たちをどう育てるんだ?”。実は、大学内に専門の教える部隊があって、若い方たちが企画をしたり、世界で戦える準備を同時にやっている」という。「中長期的に、長きを見る。日本では当然戦えないので、海外でどう戦うかをきちんとやっている、成功事例の1つだと思っている」と分析した。

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 こうした話を受け、番組MCの古舘伊知郎は「メガネの鯖江(福井)とかも考えると、“さばえ”“こじま”って3文字はブランド化しやすい」とコメント。また、自身の実況の経験から、「大昔、プロレスの実況をやっている時、『ふじなみ』より『いのき』のほうがコールしやすい」と例えていた。

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#42:人が消える地方~後編~ - For JAPAN
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