脊椎梗塞には直接的な治療法がないと知り、「もう治らない」「気持ちが落ちて。生きていてもしょうがないなと思って」と絶望した弘道。トイレに行けず、排泄も指を入れられないとできず、「この生活どこまで続くんだろうと思ったら、さすがにキツかった」と振り返った。久美子さんは「食事も喉を通らない、生きる気力もない」と弘道の様子を明かした。
それでも久美子さんと2人の息子は「生きてればいいじゃない」と弘道を支えた。弘道が「その言葉は強かったですね」と家族に感謝すると、久美子さんは「主人が息子たちをポジティブ思考で育ててきたから」と息子たちの性格のルーツを明かした。
その後、壮絶なリハビリに耐え徐々に回復してきた弘道。「理学療法士さんを信じて」と同じ病気に苦しむ方にメッセージを送った。
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