【ブンデスリーガ】ザンクト・パウリ 0-1 フライブルク(日本時間2月15日/ミラントア・シュタディオン)
フライブルクの堂安律が意外な形でPKを獲得した。日本代表MFは敵陣ボックス内で相手選手と競り合った際に、ザンクト・パウリMFジャクソン・アーヴァインの肘が顔面に直撃。近くで見ていた主審は迷わずペナルティスポットを指さした。
日本時間2月15日、フライブルクはアウェイでザンクト・パウリと対戦。堂安はいつも通り4-2-3-1の右WGで先発出場し、ゴールレスで迎えた前半終了間際に大きな仕事をした。
フライブルクが右からのロングスローの流れから敵陣ボックス内でカオスを生み出すと、堂安はザンクト・パウリMFアーヴァインとルーズボールを競り合った。その際にオーストラリア代表MFの肘が顔面に直撃して転倒すると、これがファウルの判定に。アウェイチームにPKが与えられた。
この一連のプレーに視聴者は「堂安誘発」「エルボー?」「堂安ナイス!」「堂安PKゲット」と反応。中には「堂安蹴ってくれ」「堂安PK奪い取れ」「堂安に譲れよ」とPKを蹴ることに期待するファンもいた。
しかし、ファンの期待とは裏腹に、フライブルクにはPKだけでクラブ通算33ゴールを決めているヴィンチェンツォ・グリフォがいるため、日本代表MFにペナルティーキックを蹴るチャンスは訪れなかった。
しかし、このPKの名手は今シーズンあまり調子が良くなく、この先制の絶好のチャンスでまさかのパネンカ失敗。彼がPKを外すのは今季3度目であり、キッカーが見直されることになるかもしれない。なお、試合は終了間際の得点でフライブルクが1-0で勝利した。(ABEMA/ブンデスリーガ)
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