しかし髙橋は、空中でスパイクを突如、キャンセル。ライトへのトスに切り替えるフェイクセットを見せると、これがハマり最後はアレクサンデル・シリフカが強烈なスパイクを叩き込んだ。
ブロックの2選手だけでなく、会場も欺く美しいフェイクセット。この攻撃が決まると、アリーナからに大歓声が響いた。解説の青山繁氏は「今のフェイクセットにしても髙橋藍が打つギリギリ。ギリギリのモーションじゃないと引っかからない。2枚が寄っていたのでね」と髙橋のプレーを称えた。
またSNSのファンたちは「藍選手のフェイクセットからシリフカ選手が決めるとか贅沢すぎて。ホンマに綺麗に決まりましたね!」「本当に見てて気持ちフェイクセットすぎ」「確かにこれはお手本」「とってもかっこいい」「まじで1回生でフェイクセット見てみたい」など多くの賛辞が寄せられた。
結局最終セットを15ー12で制したサントリーが、セットスコア3ー2で勝利。なお美しいフェイクセットを決めた髙橋藍は、この試合でチーム2位となる14得点をマーク。さらにバックアタックも2位となる7回を試みて4得点を挙げており、そういった数字もこのフェイクセットに影響したのかもしれない。(ABEMA de J SPORTS/SVリーグ)
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