一面雪景色の世界ラリー選手権（WRC）第2戦「ラリー・スウェーデン」が日本時間16日に閉幕。4日間に渡り熱闘が繰り広がられたが、雪の壁に囲まれたコースで、フォードのマシンがその壁に車体をブツけながら爆走する姿が話題となった。
スウェーデン北部の「ウーメオー」をベースに開催された今大会。デイ3（同15日）の天候は曇りのち晴れとまずまずのコンディションで、SS10の農道に設置されたコースは、前日夜に降った新雪で覆われている状態だった。
決して無茶はできない状況だが、ここで“ぶっ飛んだ”走りを見せたのがフォードのグレゴワール・ミュンスターだ。勢いよく突っ込んだ右コーナーでスピードを制御しきれず、マシンがコース脇の民家と思われるあたりにヒット。リプレイをよく見ると、当たったのは民家手前の雪壁だったようだが、フォード・プーマ ラリー1は、体勢を崩しながらも雪煙を上げて再加速していく。実況が、「当たって車体もブレましたが、なんとかうまく持ち堪えました！」と言うと、解説の北川氏は「ちょっと左側のリアバンパーを痛めたかもしれません」とのこと。
しかし、このトリッキーなシチュエーションをものともしないミュンスターの走りっぷりを見た視聴者からは、「当たった」「家の玄関破損w」「スノーバンクに当てるのはこのラリーの名物よ」「これっくらいならセーフよw」「雨どい壊したか？」「あれなら建屋そのものには当たってないだろうね」など、建物を心配するコメントも多く集まった。
（ABEMA『WRC 世界ラリー選手権 2025』／(C)WRC）
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