日本時間16日まで4日間に渡って開催された世界ラリー選手権(WRC)第2戦「ラリー・スウェーデン」は、トヨタの1-2フィニッシュで幕を閉じた。その一翼を担い、自身約1年ぶりの2位表彰台を獲得、初優勝に迫る好走を見せた勝田貴元だが、走行中あわやリタイアとなるアクシデントに見舞われていた。
競技3日目のデイ3は、雨や雪は降っていなかったものの、前日夜に降った新雪により一部路面は雪で覆われて難しいコンディションに。開幕戦モンテカルロで優勝を果たしたエルフィン・エバンスと日本人ドライバーの勝田貴元は同じトヨタチームでありながら、初日からしのぎを削って、この日も朝から数秒差の間で争っていた。
そして午後最初のステージとなったSS12。勝田は右コーナーを走行中にマシンを滑らせすぎてしまい、左後方をスノーバンクにぶつけてしまう。瞬間、雪煙が舞うほどの衝撃だったが、なんとかマシンの挙動を立て直し、そのままタイムアタックに戻っている。
こういったフルスノーステージでは、壁に多少ボディを当てて方向転換しながら走るのがセオリーでもある。しかしこの時、勝田が操るGRヤリスはぶつかった瞬間、車体が浮くほどの強い衝撃を受けている。
一歩間違えればリタイアもあり得た危機一髪のシーンだったが、それをものともせず激走を続勝田の姿に視聴者からも「ええー」「あら」「勝田わざと当ててんのか?」「何してんねん…」などさまざまな反響の声があがっていた。
(ABEMA『WRC 世界ラリー選手権 2025』/(C)WRC)
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