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 室町時代、応仁の乱で敗れた武将が命からがらたどり着いた地で、当時から550年以上続く土地だという。敷地内には、その武将を祀る神社があり、今も残る夫の生家は築120年。ログハウスで生活をしているが、生家にある仏壇に手を合わせるのが日課だそうだ。

 京都で教師として働いていた夫が、同郷の妻と結婚したのは25歳の時。退職後も京都で暮らしていたというが、両親を亡くした後に「生まれ故郷がこのまま廃れていくのは忍びない」と10年ほど前にUターンし、ログハウスを建て、生家を守りつつこの地で暮らし始めた。

 夫婦の出会いのエピソードをにこやかに話す妻の一方で、「忘れたよ」と照れ笑いをする夫。山奥での暮らしについて、夫は「山の自然に囲まれて生活すること自体が楽しみ」、妻は「毎日やることが多くて忙しいけれど、楽しいことばっかりです」と笑顔で語る。

 夫婦で作ったという庭、そして次男が世話をしているという苔庭も。この地には、大自然の中で仲睦まじく暮らす家族の姿があった。

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元教師夫婦が故郷へUターン!自然に囲まれ素敵なログハウス生活! - ポツンと一軒家
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