中国のとある小中学校で不思議な光景が。教室で、生徒全員がクッションを抱き寝ている写真だ。
姿勢はみな上を向き、寝る姿も姿勢がいい。よく見ると机と椅子が一体化されており、リクライニングできる仕組みのようだ。
この光景の意味を中国・上海出身のABEMA的ニュースショー・スタッフに尋ねてみると、「中国の学校は、大体昼に5分から10分くらいの“昼寝の時間”を設置している」と説明。
なぜ同じような姿で寝ているのか。「中国政府は最近の何年間で、学生の姿勢の矯正をするため『うつ伏せで寝るのが、背が伸びる時期の子どもによくない』と言っていて。だからいろいろな学校が仰向けで寝るデスクを導入した」と説明した。
スタッフによると、中国では「長距離通学」や「長時間の自習」で児童への負担が懸念されており、ベッドになる学習机が小中学校で急増しているという。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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