東レ滋賀のシルビア・チネロ・ヌワカロールが、重要な局面で選んでジャンプサーブを打ち抜くと、相手コートに入った直後に、一気に落下。対応したSAGA久光のリベロ・西村弥菜美は上半身を伸ばすダイビングで食らいついたものの、全く対応できないままボールは手を弾いてコート横へと転がっていった。
その瞬間、サーブを決めたヌワカロールはコート中央に膝から崩れ落ちて驚きのリアクション。両手を上にしてまるで「なんてことなの!」と自らに驚愕するような所作を見せた。そして顔を覆って信じられないといった様子で喜んでいるところにチームメートも集まり歓喜の輪をつくると、次々に彼女を称えた。
このポイントによってセットを取った東レ滋賀は、次のセットも奪って3-1で逃げ切る。イタリア出身の179cmオポジットは、この試合でバックアタック6本を含めてチーム最多となるアタックポイント23点、ブロックで5点、そしてエースで1点の合計29点を挙げ、重要なポイントを沈めてチームを勝利へと導いた。(ABEMA de J SPORTS/SVリーグ)
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