【写真・画像】「日韓戦は負けられない」U-20日本代表、韓国戦で先制点! FW神田奏真の“超反応ゴール”にファンも歓喜「嗅覚を感じる」「ストライカー感ある」【U20アジアカップ】 1枚目
【映像】「3連続ミス」で痛恨失点の一部始終
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【AFC U20アジアカップ】U-20日本代表 1-1 U-20韓国代表(日本時間2月20日/深圳ユース・フットボールトレーニングベース・ピッチ1)

【映像】「3連続ミス」で痛恨失点の一部始終

 U-20日本代表の若さが出てしまった“3連続ミス”だった。勝利を目前にした後半アディショナルタイム、一つのバックパスから立て続けのミスで失点。重い代償を払う結果となってしまった。

 中国で開催中のAFC U20アジアカップでU-20日本代表は2月20日、グループステージ第3節でU-20韓国代表と対戦。D組首位通過に向けて28分に神田奏真(川崎フロンターレ)のゴールで幸先よく先制したが、後半アディショナルタイムにまさかの事態を迎える。

 試合を終わらせようと自を固める日本に対して、解説を務めた長谷川アーリアジャスール氏は「シュートで終わるのは大事ですね。ただ、この時間はなるべく相手陣地でボールを回したい。自分たちの陣地でボールを回していると、取られた時にそのままゴールにいってしまう。そんなに下がりたくない」と指摘していた。

 その矢先、センターサークル付近でボールを受けたFW井上愛簾(サンフレッチェ広島)が、マークが緩いうえ前や横へのパスコースが複数あったにもかかわらず、簡単に最終ラインまでボールを下げてしまう。そして、コースもややずれたパスを受けたDF市原吏音(RB大宮アルディージャ)が、FWキム・テウォンのプレスを剥がそうとして引っかかってボールをロストしたところから韓国のショートカウンターを浴びた。

 後手となった日本は、MFパク・スンスのシュートを中島洋太朗(サンフレッチェ広島)がブロック。このこぼれ球をMF布施克真(日本大学藤沢高)が処理しようとしたが、体勢が悪くMFソン・シンともつれる形になりボールを拾えず。最後は、ボックス左から切り込んできたMFキム・テウォンに強烈なシュートを叩き込まれた。この日はビッグセーブを連発していた日本のGK荒木琉偉は横っ飛びしたが触れず、大声を出して悔しがっていた。

 まさに長谷川氏が指摘した通り、リスクの高い自陣でのパス回しが仇となったこの場面。井上のバックパス、市原のボールロスト、布施の体勢が崩れたところと、3つのミスが連続して起こったことでの失点となった。

 この失点シーンについては、サッカーファンたちも注目。SNSには「市原のボールロストがきつかったな」「あそこで取られたところでやばいと思った」「長谷川が直前に指摘した通りになってしまった」「一番取られたダメなところでのロスト」「あの時間帯で、簡単にボール下げたらダメだよ」「これは高い勉強代になったな」「愛簾のミスだなー」「勝てた試合。自分たちで落としたな」といった指摘が溢れた。

 一方で「これを乗り越えてW杯行こう」「切り替えて準々決勝」「イランは強そうだけどもう勝つしかない」「ここでのミスで良かったと思えるように」といった前向きなコメントも多く見られた。

 D組2位での決勝トーナメント進出となったU-20日本代表は、2月22日の準々決勝でU-20イラン代表と対戦。U-20ワールドカップ出場権がかかった大一番となる。

ABEMA de DAZN/AFC U20アジアカップ)

【AFC U20アジアカップ】
2025年2月12日から3月1日まで中国で開催。グループステージは16チームがグループAからグループDに分かれて戦い、各組の上位2チームが決勝トーナメントに進出する。準決勝に進出した上位4か国が、2025 FIFA U-20ワールドカップ(チリ開催)の出場権を獲得する。日本は前回の2023年大会で準決勝敗退、今大会は2016年大会以来となる優勝を狙う。
 

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