先週AJのスピーチに割って入り宣戦布告したドミニクだが、格上のAJ相手に開始からフルボッコ状態。途中レフェリーの死角から介入したカリートの手助けもあり反撃に転じるも、自力に勝るAJが逆転。
普段は余り見せない「牛殺し」を放つとエプロンで再び介入する目障りなカリートを排除。混乱のどさくさ紛れに、ドミニクがロールアップからヘッドシザースを狙うもキャッチされAJがフィニッシャー「スタイルズ・クラッシュ」を炸裂。
ABEMAのWWE解説、堀江ガンツも「完璧ですね」と唸る一撃でジ・エンドの場面だが、レフェリーがなかなかカウントの体勢に入らない。AJの勝利を確信した観客はレフェリーより前に「ワン、ツー、スリー」の大合唱。ファンも「ん?カウントが」「レフェリーがちょっと遅れてる」の声、なかには「遅れすぎだろw」」と怒りの声も聞かれた。
実はこのレフェリー、ドミニクの肩が浮いていないか厳格に確認。目視に加え、わざわざ手を入れマットに両肩がついているかを確認して「ワン、ツー、スリー」と自分のペースで数えて試合を終わらせた。
疑惑のレフェリングと思いきや、このレフェリー、実にルールに忠実な慎重派。若干融通が利かないようにも思えるが、一部のファンからは「会場のカウントが早すぎただけ」「テンポが悪くなってもちゃんと肩がついているか確認していたな」「レフェリーの鑑」と多少カウントが遅れても完璧な試合進行を優先したレフェリーに対する擁護と称賛の声も多かった。(ABEMA/WWE『RAW』)
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