208cmのポーランド人オポジット、マチェイ・ムザイがライトから強烈なスパイクを放つも、これは東レ静岡の2枚ブロックに弾かれてしまう。その時だった。
跳ね返ったボールが、東京GBのミドルブロッカー・大竹壱青の顔面を直撃。自身はその衝撃で後方に吹っ飛んでしまったものの、ボールはネットに当たって繋がると、リベロ・古賀太一郎が右手一本で反応して頭上に上げた。すると、なんと、大竹は仰向けになった状態でこのボールに反応。寝転がったまま両手のトスで相手コートにボールを送り込んだのだ。
さらに圧巻は、その直後。東レ静岡が組み立てる間に起き上がった大竹は、相手のアウトサイドヒッター・藤中優斗のスパイクに飛んでこれを打ち落とし、見事ブロックポイントを獲得したのだ。
場内は、まさに「大竹劇場」に大盛り上がり。立て続けの「顔面レシーブ」と「寝ながらトス」に拍手が巻き起こると、さらにブロックが決まった場面では一際大きな歓声と拍手で、スーパープレーを披露したミドルブロッカーを称賛していた。
このプレーにはファンもSNSで反応。「いっせいくんやばい」「わしならテンパってドリブルいや顔面当たった時点でいたーいって言ってる」「思わず拍手しちゃったよ」「今日のベスト壱青」「グレベアの壱青見て、ファンになった人多いんじゃないかな」「これこれ、よく繋げたね!ブロックまで決めて、凄い!」「まだまだ終わらない、大竹劇場!」「最高じゃ〜」「大愉快男で最高」「これ凄すぎた」「シャットアウトした後に痛ってぇ~って顔してる」と、人気・実力を備える選手に多くのリアクションが集まっていた。(ABEMA de J SPORTS/SVリーグ)
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