【ベルギーリーグ】メヘレン 1-1 シント=トロイデン(日本時間2月22日/アクテル・ド・カゼルヌ)
終了間際に浮き球を低く押さえた、鮮やかな同点アシストを日本代表選出経験もあるシント=トロイデンDF小川諒也(28)がやってのけた。
注目のアシストは、シント=トロイデンが第27節でメヘレンとアウェイで対戦した90+1分のことだった。
26分にオウンゴールが決まり、0-1で1点を追いかけるなか、黄色と青のシャツの選手たちが人数をかけて攻め込んでいた。シント=トロイデンのMFロイック・ラプッサンが右サイドからアーリークロスを上げ、ボックス内でこぼれ球に反応したのはFWディディエ・ランケル・ゼ。左足を思い切り振り抜いたがシュートはブロックに入ってきたFWケリム・ムラブティに当たってしまう。ただ、その跳ね返った先にいたのが小川だった。
1点ビハインドの状況下で、小川は落ち着いた様子で細かく跳ねるボールに左足のインサイドをしっかりと当て、ゴール中央へとワンタッチで送る。これに合わせたのは、FWアンドレス・フェラーリ。左足で巻いたシュートがゴール右上へと突き刺さり、スコアは1-1。小川の冷静さと正確なキックが、シント=トロイデンの劇的な1点を演出し、実況を務めた原大悟氏から「小川はよく入れました!」と賛辞が送られた。
見事な同点ゴールを目の当たりにしたファンは「唯一の良心みたいだった小川が結果出した」「相手も守りきれなかった、、、 なんというか、、、」とSNSで反応。試合はこのまま1-1で終わり、ベルギー・プロ・リーグでの残留争いを強いられるシント=トロイデンが敵地から勝ち点1を持ち帰った。
(ABEMA de DAZN/ベルギーリーグ)
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