次のロケは5日後。その間、依頼者が徐々にエサを点検口から離していく作戦を実行しており、今回は床下から出てきたら点検口を塞ぐ戦法をねらう。エサを設置してから2時間後、点検口から頭を覗かせはじめ、ようやく床下から姿を現したラキ。しかし、すぐエサには近寄らず、ヒモを持ってスタンバイする中岡氏にも緊張が走る。

 出現から30分が経過し、ついにその時がきた。ラキが点検口から十分離れたことを確認し、仕掛けを作動。点検口が塞がれ、部屋に入ってきた人間に驚いて走り回るラキだったが、刺激を与えないよう慎重に誘導し、無事ケージの中に捕獲することができたのだった。

 壮絶な神経戦となった25時間のロケ。スタジオで振り返った田村探偵は、「点検口から出てきて、それまではスムーズに食べてたのに、あの日だけ1歩出た所から動かない。においなのか、足音なのか、何かが違うのを感じ取ってるんですね」と驚いていた。

スリル満点!床下に逃げた子猫を救え&スケートしたい95歳 - 探偵!ナイトスクープ
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