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【映像】関根大輝が高速クロス→中村敬斗が絶品ヘッド
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【フランス・カップ】アンジェ1-1(PK3ー5)スタッドランス(日本時間2月26日/ジャン・ブーアン・スタジアム)

【映像】関根大輝が高速クロス→中村敬斗が絶品ヘッド

 スタッド・ランスの新たな“日本人ホットライン”が、チームを救うゴール。ファンが大熱狂している。

 スタッド・ランスはフランスカップ準々決勝でアンジェと対戦。FW中村敬斗とFW伊東純也、さらに今冬に柏レイソルから加入したDF関根大輝が揃ってスタメン出場し、迎えた79分だ。スコアレスの中で、2人の日本人が阿吽の呼吸を発揮する。

 関根はマークを外した状態で右サイドの高い位置でパスを受けると、右足でボールを前方にトラップし、ゴール前の状況を確認。細かなステップで転がるボールとの歩幅を調整し、上半身を被せながら右足を振り抜いた。鋭い高速クロスがボックス内の中央へ飛んでいく。ボールは球威があったため、関根に寄せてきたDFジャック・エコミエを含めアンジェの5人の守備は動けない。

 美しい軌道を描いたボールに反応したのが、ペナルティースポット付近に走り込んでいた中村だ。背番号17は素早く落下地点に入り、スタンディングジャンプからのヘディング。全身をバネのようにして放ったシュートはジャストミートし、ゴールマウスの右下の隅へ。アンジェのGKメルビン・ジンガも見送ることしかできないシュートが決まった。

 公式戦通算9ゴール目を決めた中村は、歓喜を大爆発させようとした。しかし、近くにいたFWウマル・ディアキテに振り回されてピッチに倒れ込むと、シュートを決めた位置に歓喜の輪ができた。少し遅れて関根もその場に合流し、中村と抱擁。ヨーロッパ移籍後での初アシストを喜んだ。

 解説の中山淳氏は「ピンポイントクロスでした。関根にとっても一つ結果を出したことは大きいですよね。ちゃんと(中村が)見えていました」と関根のクロスを称賛。さらに「綺麗なヘディングシュートでした」と中村のフィニッシュにも賛辞を送った。

 日本人選手2人で奪ったゴールに、ファンがSNSで反応。「セキ、初アシストおめでとう」「めちゃめちゃ良いクロス!」「関根のクロス完璧すぎた」「何度でも見れる!」「関根くんからのドンピシャ敬斗ヘディング!!」「とてもかっこいいヘディング!しかも関根君のクロス」「嬉しすぎて舞い踊る」「セッキーのクロスも敬斗くんのヘディングもとても美しい」「関根のクロスに合わせたヘディング弾が神レベル!」など熱狂している。

 その後、スタッド・ランスは90+5分に失点を許し、延長戦を経てPK戦に突入したが、1番手の中村、4番手の伊東を含めて5人全員が成功して勝利。日本人トリオの活躍もあり、37年ぶりにフランス・カップのベスト4進出を決めた。

 スタッド・ランスといえば、伊東と中村の“ランス兄弟”が幾多のチャンスを構築してきた。そこへ関根も加わり、伊東ー中村のみならず中村ー関根の新ホットラインが完成。まだ明確な結果には繋がっていない伊東ー関根のラインも含め、今後も“ランス3兄弟”の活躍がより注目を集めそうだ。

ABEMA de DAZN/フランス・カップ)
 

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