第1セットを9-12で迎えたところで、互いに主導権を譲らないロングラリーが繰り広げられる。その中でも注目が集まったのが岡山のリベロ・城戸陽菜が披露したレシーブだ。
日本人選手ではリーグ得点ランキング1位(外国人選手を含めると3位)に立つNEC川崎の佐藤淑乃が放った強烈なスパイクを真正面に受けた城戸は、コートすれすれのところでレシーブするために重心を落として対応。咄嗟の判断で脚を広げて床スレスレのボールを披露好判断でチームメイトに繋げた。
このロングラリーは城戸のスーパーレシーブを筆頭に、互いに好レシーブを連発する壮絶な展開に。なかなか決着がつかなかったものの、最後はベテラン・島村春世のアタックでNEC川崎が粘り勝ちでポイントを手にした。
このラリーを制したことで、さらに勢いが増したNECレッドロケッツ川崎は、セットカウント3-0のストレート勝ち。チャンピオンシップ出場権獲得に近づく一勝を挙げた。(ABEMA de J SPORTS/SVリーグ)
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