次にマイクを持った瓜田だったが「俺まだ契約書書いてないから、明日の試合すっ飛ばそうと思ってるんだよね」とまさかの発言。さらに「今日のせーやのコメントが面白いかどうかでやるか(どうか)決めてたんだけど、まだつまんねーな」と続けた。
すかさずせーやが「逃げるってことでいいんすか?」と発言の真意を問いただすと瓜田は「お前のコメントの前に色々言いたいことあるから言わせて」と直後に様子を一変させる。
「俺さ、今回この試合…求められてない試合ってことなんだよね。過去にもそんなことあったけど。いま、思いっきり求められてないんだよ」
そう切り出した瓜田は、最近のブレイキングダウンについて次のように持論を捲し立てた。
「最近のブレイキングダウン、つまんねーよな。アマチュア格闘技大会みたいになり下がっちゃってさ。そんなの観たいっていうやつはいっぱいいるんだろうけど、俺はちょっと違う。俺は頭のねじがちょっと外れちゃってるかもしれないんだけど」
さらに瓜田は、せーやが出演している映画「BLUE FIGHT 〜蒼き若者たちのブレイキングダウン〜」に触れつつ続ける。
「ハッキリ言って溝口の映画だろ。溝口が何でもかんでも口出しすぎるよな…」
その後も、同氏についてさまざまな不満をぶちまけた瓜田だったが、ついにその矛先が朝倉未来へ。
「俺とせーやの試合誰も見たくないって言ってるのに、これ見て喜んでるの、お前だけだぞ、未来。お前しか笑ってないよ、この試合。世間皆見たくないんだって。バカにしやがってよ。俺のことみんなで」
まさかの展開に会見会場は凍りつく。そんな中、マイクを握った朝倉は「どうしたんすか? どうしたんすか今日は?」と瓜田に冷静に詰め寄る。
そんな朝倉の言葉をかわすように前を向いた瓜田は「運営の審査員席に座って俺は息苦しいよ。本来の俺って、こうやって言いたいこと言うんだよ。皆には見えてない色んな思いがあるんだよ。あそこに座るとどうしても選手からの信頼が損なわれていくんだよ」と述べた瓜田は審査員の辞退を申し出た。
「俺は運営の犬に成り下がっていた」
そう締めくくった瓜田にせーやは「結果、ベアナックルやれるんですか?」と再度、ベアナックルでの対戦を要求。
最終的には「やってやるよ」と応じつつ「もう1回、ブレイキングダウンに火をつけてやるよ」と決意を新たに語った瓜田。この試合、そしてこの大会から目が離せない。
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