前日会見から話題を呼んだ今カード。せーやは「瓜田さん、俺とやってきたこと、生きてきたこと違うんでしょ？社会や、ナイフが飛び交うところで、生きてきたんでしょう。そんなアウトローのカリスマ瓜田さんだったら、ベアナックル受けてくれますよね」と、ベアナックルルールをアピール。
しかし瓜田はその要求には触れずに「俺の決意を聞いて欲しいんだけど、最近のブレイキングダウンつまんないよな」と現在の大会方針に不満をぶつけた後、「これ見て喜んでるの、お前しか笑ってねえぞ。馬鹿にしやがってよ、俺のこと。カキに当たってるんじゃねえよ」と朝倉CEOにも噛みつき、「一体どうしたんすか？」と、朝倉が問い返す場面があった。
身長差が20cm以上もある二人の戦いは、その利点を活かすべく瓜田が膝蹴りを中心にせーやのボディを攻める。一方のせーやは大きくパンチを振りかざし一撃必殺を狙う。一分間はあっという間に終わり、延長線へ。再度ゴングが鳴ると、また同じ様に膝蹴りで攻める瓜田と、パンチで顎を狙うせーや。最後はどちらも体力がつき、決定打は出ず試合終了。
結果は、終始膝蹴りでせーやの体力を削っていた瓜田が5-0の判定勝ち。マイクを持った瓜田は「親分の朝倉未来のために、ここまでやってきたのはこみ上げるものがある。せーやありがとな。あと昨日の会見は本当の気持ちで、未来、選手はブレイキングダウンのために体張ってるんだよ。選手を使ってると思っちゃダメだよ。自分なりにリスク取ってんだよ。未来もブレイキングダウン出ろよ！みんな待ってんだよ！見たいんだよ！海も出てこいよ！」と、会場中がざわつくコメント。思いのこもったメッセージに未来も「いいんじゃないですか。俺もブレイキングダウンで試合したいですね」と、5月以降の参加を示唆した。
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