【明治安田J1リーグ】名古屋グランパス 1-2 FC町田ゼルビア(3月2日/豊田スタジアム)
3万4718人のサポーターたちが一瞬凍りついた。FC町田ゼルビアのMF白崎凌兵が見せた後方からの鋭いスライディングにスタジアムが騒然となった。
問題のシーンは、明治安田J1リーグ第4節の名古屋戦で町田が2ー1とリードする試合終盤の88分だった。81分に交代でピッチに立った白崎は、DF河面旺成からの縦パスを受けたMF徳元悠平に対して後方からスライディングを見舞った。
やや距離のある位置から全速力で走り、その勢いのままに足を刈り取る格好となったため、スタジアムはこのプレーで騒然とした。岡部拓人主審はすぐさまイエローカードを提示。白崎もカードを受け入れつつ、顔をしかめて倒れ込んでいた徳元を心配する様子を見せていた。
解説の松原良香氏は「これはファウルだ。ちょっと危ないプレーでしたね」と危険なプレーだったとの見解を示している。またSNSでは「白崎いかんよ」「あぶねーだろ」「めっちゃひやっとした」「これでイエロー?」「白崎イエローで助かった。審判次第じゃ一発レッドもあり得た。要反省やね」「白崎えぐいことするな」「なんでそれをスライディングしたし」「カードは妥当」といった声が多く見られた。
ファウルを受けた徳元は痛がる素振りを見せながらも立ち上がり、試合終了までプレーを続けた。なお試合は、町田が2ー1で勝利している。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)