セミファイナルとなった二人の戦いは、前日会見からバチバチの様子。握手を求めた安保瑠輝也軍団のジョリーに対し冨澤は応じず、ジョリーは中指を立てていた。会見コメントでジョリーは「俺はヒザの怪我からの復帰で、練習期間が2カ月で、減量がきつかったです。冨澤に勝つのは当たり前で、自分に勝つっていうテーマでやらせてもらう」と、昨年大晦日に三浦孝太に鮮烈KOをして勢いに乗る冨澤との一戦に、あくまでマイペースで臨むことを語っていた。

そんな二人の対決は、開始37秒、突然終わりを迎えた。それまでジャブ中心の膠着状態だったが、MMAルールということもありタックルにいったジョリーに冨澤が左ヒザ一閃。まるで大晦日のKO勝利を再現するかのようなカウンターで、もろに顔面にくらったジョリーは失神してリングに仰向け状態。担架で運ばれるほどのダメージを負った。

コメントでは「うおおおお」「えぐ」「冨澤まじ膝うまいな」と興奮冷めやらぬ様子。解説席のやべきょうすけは「完璧なタイミングでした…」と驚愕し、DEEP佐伯代表とYA-MANは「冨澤選手、総合に向いていると思う」と高い評価。一時は負け試合が続き下降していた冨澤の今後の行く先にも光が見えてきた。

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