【ブンデスリーガ】ライプツィヒ 1-2 マインツ(日本時間3月1日/レッドブル・アレーナ)
マインツの佐野海舟が迫力満点のドリブルを披露した。左サイドに流れた日本人MFは対峙した相手DFをスリップさせて縦に突破。ボックス内にグラウンダーのクロスを入れてチャンスを演出している。
日本時間3月1日に佐野が所属するマインツはアウェイでライプツィヒと対戦。開始1分で先制される展開で、日本人MFも積極的に攻撃参加した。
この姿勢が功を奏したのが31分の場面だろう。左サイドに流れた佐野はライプツィヒDFルシャレル・ヘールトロイダとマッチアップすると、ボールを下げると思わせてからの縦突破で相手DFを翻弄。オランダ代表はバランスを崩して転倒した。
その隙にボックス内まで侵入して、最後は左足でグラウンダーのクロスを供給。味方FWへの狙い澄ましたボールは相手DFにカットされてしまったが、佐野の攻撃参加がチャンスを演出している。
この場面について、視聴者は「佐野最高すぎる」「うめえええ!」「佐野のドリブルいいな」「アンクルブレイク!」「切れ味鋭いって」「滑っただけか?」「キレッキレだな」と、日本代表復帰も噂される24歳MFのプレーに大興奮の様子だった。
試合後にABEMAの独占インタビューに応じた佐野は、この場面を筆頭にチャンスに絡むための意識について語った。
解説を務めた柿谷曜一朗氏に「監督からのタスク」について問われると、「バランス取ることは毎試合言われている」とコメント。その上で「その中でも相手の背後に走る動きは前後半で何回かやるようにと、後ろ重心にならないように意識した」と、攻撃面での意識について明かしてくれた。
佐野とダブルボランチでコンビを組むMFナディーム・アミリらの活躍もあってマインツは2ー1の逆転勝利。暫定で4位に浮上した。(ABEMA/ブンデスリーガ)
この記事の画像一覧