食費に使えるのは月2万円。料理も工夫しているようで、夫特製、総額20円の「もやしチヂミ」や1個20円の「オカラケージョ」を披露する。それを見たMC井上からも、「卵1個で2個できる目玉焼き」のマル秘節約術が紹介された。そのやり方とは、生卵を冷凍し、そのあとに流水で殻を剥き半分に切る。それをひっくり返して焼くと目玉焼きが2つできるというもの。夫婦は「すごい!」と興奮していた。

 2人の出会いは12年前、千葉県君津市での街コンだった。当時は会社員だった夫。妻とあるものが偶然の一致したことで、仲良くなって交際がスタートした。その2年後、夫は脱サラし、夢だった落語の世界へ。入門直前にプロポーズをしたものの、結婚したのは10年後の2024年。なぜそんなにもかかってしまったのか!?

 いざ入門すると、朝10時に師匠の自宅へ訪れ、帰宅するのは23時。1年のうち360日、ほぼそんな毎日だった。妻にメールをすると、「忙しいなら無理しなくていいよ」と気遣ってくれる。一番忙しかった前座時代は、5年で15回ほどしか会っていないのだという。

 その後ようやく2人でディズニーランドに行くことができて、楽しかったデートの帰りに妻の怒りが大爆発!「連絡先を消去して断捨離した」というほど夫を拒絶した理由とは。メールを送っても返信がない、電話もつながらないまま、夫は2カ月間も放置。年始のメールにすら1週間反応がないことで、さすがに慌てだしたという。

 どうにか無事に仲直りし、2020年、二ツ目昇進を機に結婚へと前進。コロナ禍が明けた昨年、ようやく2人は結婚した。新婚生活は「すっごく嬉しい」と喜ぶ妻。しかし事前にスタッフがリサーチした夫への「言いたいことリスト」は、なんと計51個!スタジオには、妻の身長よりも高いサイズのボードが出てきてスタジオは驚きに包まれていた。

【写真・画像】婚約から10年後にようやく結婚した落語家夫婦が登場! 2枚目
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婚約から10年後に結婚した落語家夫婦が登場! - 新婚さんいらっしゃい!
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