その1か月後、本坊は「公園のやつ怖かったからもう一回」「めっちゃおもろい」と再びビデオを借り、新作そっちのけで公園の映像を観続けた。本坊の様子がおかしいとは思いつつ、中山は指摘できずにいた。
その半年後、本坊の手にはまた例の公園DVDが握られていた…。中山はその瞬間に決意し、「呪われてますよ」「あのどうでもいい映像を観たがりすぎています、呪われています」と告げた。本坊は泣きながら座り込んだという。
話を終えた後、中山は「覚えていないんです、本坊さん」「だから泣いたんです、怖すぎて」とさらに恐ろしい言葉を加え、かまいたちが戦慄していた。
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