【ブンデスリーガ】ボルシアMG 1-3 マインツ(日本時間3月8日/ボルシア・パルク)
出足の早い守備で危機を回避した。マインツに所属するMF佐野海舟がゴール前に攻め込まれた場面でいち早くカバーリングに走ってクリアすると、ファンもSNSで大興奮だ。
注目のシーンは、ブンデスリーガ第25節、マインツがアウェイでボルシアMGと対戦した65分のことだ。リードするマインツが攻め込まれた場面で背番号6が魅せた。
左サイドでボールを持ったボルシアMGのMFロビン・ハックがボックス内に浮き球のパスを送り込み、マインツはピンチを迎える。しかし、ボルシアMGのDFニコ・エルベディが受けようとしたところでいち早く危機を察知したのが佐野だった。ボックス外からものすごい勢いでカバーリングに走ると、エルベディが左足でシュートに持ち込む瞬間に足を伸ばしてこれを阻止。ジャンピングキックのような形でライン外にボールを弾き出した。
チームのピンチを救うプレーには、ニアで構えていたGKロビン・ツェントナーも称賛。このプレーに拍手を送ると、グータッチで称え、ポンと頭を叩いた。爆速カバーリングを見せた佐野のパフォーマンスにはファンもSNSで反応し、「遠藤航の後釜は佐野海舟で」「開幕からフル稼働凄い」「佐野海舟が好調&お買い得すぎ」「これはビックリ!」と大絶賛。25試合中23試合でフル出場してきたボランチを手放しで褒め称えている。
この試合もフル出場を果たし、チームの4連勝に貢献した佐野は、今季の総走行距離でリーグ2位の291kmを記録するなど、ドイツ挑戦1年目で圧巻のプレーを見せ続けている。(ABEMA/ブンデスリーガ)
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