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【映像】あわや大事故…並走クラッシュの瞬間

スーパーフォーミュラ】第1戦(決勝・3月8日/鈴鹿サーキット)

【映像】あわや大事故…並走クラッシュの瞬間

 並走していた2台が軽い接触からクラッシュし、同時にリタイアする事態が発生。1台は煙を巻き上げながらコースアウトし、もう1台はコース上でスピンして後続の車両と接触しかけた。あと一歩で大事故になりかねないアクシデントに、ファンは接触を受けたドライバーの大湯都史樹に同情の声を寄せている。

 3月8日に鈴鹿サーキットで開幕したスーパーフォーミュラ2025のRd.1。レースは9周目にアクシデントが勃発した。

 10位の大湯都史樹(#39 SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)と11位の小高一斗(#28 KDDI TGMGP TGR-DC)がサイド・バイ・サイドのバトルを繰り広げながらS時コーナーに進入。出口に差し掛かった直後、外側を走行していた小高がわずかにスリップしたのか、制御を失ってスピン。小高の車体右側と大湯の左リアタイヤが接触した。

 小高はそのままスピン状態で砂煙を巻き上げながらコース外へ。接触を受けた大湯も押し出される形で制御を失い、スピン。そして、コース中央でゆっくりと回転する大湯のマシンに、最大300km/hで走ってくる後続車が接触しかける危険な状況となった。スピンの速度があと少し速ければ、スピンする位置があと少しズレていれば、大事故につながっていた可能性もあったシーンだ。

 スタジオ解説の中山雄一氏は「そんなに激しいバトルじゃなかったんですけど、アウト側の道が汚いんですよね。そこで小高選手がスピンして、大湯選手がそれに引っかかってしまいましたね。(タイヤカスなどで)みんなが走っているところはすごく路面が綺麗なんですけど、2台で走ると、他の車が走っていないところを走らないといけないんです」とこのクラッシュの要因を説明し、些細な要因が大きなアクシデントにつながるレースの難しさを語った。ファンからは「あぶねぇえ」「大湯くんまたここでもらい事故かいな」「フロントウイングが当たったか」「大湯不運」「可哀想…」と接触を受けた大湯に同情が寄せられた。

 この接触後、なんとか路肩に移動した大湯は、無線を通して「エンジンが止まった…」と無念の報告。スーパーフォーミュラのマシンには自力のスターターがついていないため、エンジンをかけるにはピットに戻る必要がある。セーフティーカー(SC)も駆けつけ、最終的に、小高と大湯の2人同時のリタイアが決定した。

 なお、このクラッシュによるSC出動がレースの展開を大きく左右することになった。

 レース13周目、リスタート直後から首位の岩佐歩夢(#15 TEAM MUGEN)、2位につけていた太田格之進(#6 DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が圧巻のデットヒートを展開。ここでオーバーテイクに成功した太田がレースを最後まで駆け抜け、1位でフィニッシュ。昨年の最終ラウンドから鈴鹿で3連勝という快進撃を遂げた。

ABEMA『スーパーフォーミュラ2025』/(C)JRP) 

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