【スーパーフォーミュラ】第2戦(決勝・3月9日/鈴鹿サーキット)
フィニッシュ目前でセーフティーカー(SC)が解除され、少しでも順位を上げようと全車両が一斉に加速する大迫力のシーンが展開された。
波乱のきっかけは、レース最終盤の28周目に発生したクラッシュだ。これによりSCが出動し、そのままファイナルラップの31周目までSCランが続くことに。そして、チェッカーを目前にセーフティーカーがピットロードに入ってSCが解除されると、全車両が一斉に勝負を仕掛けた。
スタジオ解説の中山雄一氏はこの光景に「おお、頑張って(牧田・太田)の二人でめっちゃプッシュしてますよ。5秒差でどこまで行くかっていう…全員、めちゃくちゃ大渋滞(笑)」と驚きの声を上げた。
スタジオゲストの沢口愛華氏も「すっごい!!」と、その迫力ある勝負に興奮している様子だった。ABEMAの中継でレースを目撃したファンは、コメント欄で「わらわらw」「やりやがった」「なんちゅう駆け引き」「壮観だな」「最後だけ加速したww」と驚きと興奮の声を上げていた。
レースは、牧野任祐(#5 DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がトップでフィニッシュ。続いて太田格之進(#6 DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、坪井翔(#1 VANTELIN TEAM TOM’S)が続いた。
しかし、5秒ペナルティを受けていた太田は、このフィニッシュ直前の加速でタイム差を広げようとするも、SC中に詰まった秒数を広げきることはできず、12位まで順位を落とす結末となった。
最終結果は、牧野が鈴鹿初優勝を飾り、2位には坪井翔、3位には岩佐歩夢(#15 TEAM MUGEN)が表彰台に上がっている。
(ABEMA『スーパーフォーミュラ2025』/(C)JRP)




