【UEFAチャンピオンズリーグ】アトレティコ・マドリード 1-0 レアル・マドリード(日本時間3月13日/エスタディオ・リアド・エア・メトロポリターノ)
ベスト8勝ち上がりをかけた大事なPK戦で、不運なミスが起こった。アトレティコ・マドリードのFWフリアン・アルバレスのシュートはゴールネットを揺らすも、足を滑らせた際に軸足がボールに触れていたために2度蹴りの判定で失敗とされ、ファンたちが落胆した。
アトレティコ・マドリードは、UEFAチャンピオンズリーグ・ベスト16 2ndレグでレアル・マドリードとの“マドリッド・ダービー”を戦った。開始28秒、MFコナー・ギャラガーのゴールでリードしたアトレティコ・マドリードが、2戦合計2ー2のタイスコアに戻すことに成功。しかし延長戦を含めて決勝ゴールは生まれず、勝ち上がりはPK戦に委ねられた。
2ー1で迎えた後攻アトレティコ・マドリーの2人目は、120分を走り抜いたアルバレス。アルゼンチン代表ストライカーは、短めの助走から右足を振り抜く。次の瞬間、軸足が滑ってしまい体勢を崩したが、ボールは左上段のクロスバーを掠めてネットを揺らした。
解説の風間八宏氏が「少しひやっとしましたね。もう少しで上に行きそうでした」というようなギリギリのゴールに、本拠地に詰めかけたサポーターたちも大歓声を上げた。
しかし次のキッカーであるMFフェデリコ・バルベルデがスポットにボールを置いている最中、レアル・マドリードの選手たちが主審に何かをアピールする。アルバレスのシュートは、軸足がボールに触れていたとして“2度蹴り”だと主張していた。
リプレイ映像で確認されたが、触っている確証は持てないほど。一方で確実に触ってないとも言えない判断しにくい状況だった。しかし主審はこれを2度蹴りとジャッジし、アルバレスのゴールは無効となった。
この判定についてABEMAのコメント欄やSNS上のファンたちは「こんなことってあるのかよ」「軸足に当たってたのか?」「これは厳しい」「まじかよー」「捩じ込んだのに」「これは辛い」「やり直しにさせてあげてよ」「惨すぎる」「いやこれ触ってるって判断できるの?」「どこが触ってるんだよ」「触ってるって言えなくないか?」と判定を不服とする声が多く見られた。
不運な形で後手になったアトレティコ・マドリードは、最終的に4ー2のスコアで敗戦。今大会はベスト16での敗退となった。
(ABEMA/WOWSPO/UEFAチャンピオンズリーグ)
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