“ペイハラ”に悩む医師が7割の調査も「お医者様」から「患者様」そして現在…医師と患者の理想的な関係とは

　「ペイシェントハラスメント」という言葉がある。医療現場におけるカスタマーハラスメントと呼ばれ、患者が医師に対して暴言や暴力、理不尽な要求などの迷惑行為などをするものだ。ある調査では、この“ペイハラ”に悩む医師が、7割にも及ぶとされている。テレビ番組では女性タレントが心療内科を何軒もハシゴする中、医師を論破してきたというエピソードを語ると、非難の声が多く集まった。
　医師になる人が減り、かつ高齢化により患者が増えることで、医療現場の逼迫が慢性化する中、ペイハラの問題も加速しているという見方もある。医師と患者が適切な関係を築くには何が必要なのか。「ABEMA Prime」では現役の医師とともに、理想像を考えた。