【写真・画像】「 “違法性がない”で乗り切るのは間違い」石破総理 10万円商品券問題を石戸諭氏が切る 1枚目
【映像】14日朝、会見で釈明する石破総理

 自民党の当選1回の衆議院議員に対し10万円相当の商品券を配っていた件における石破総理の“初手の対応の問題点”などについて、ノンフィクションライターの石戸諭氏に聞いた。

【映像】14日朝、会見で釈明する石破総理

 石戸氏は「まずは違法性が問われてくるだろう。石破総理は大丈夫だと言っているが、現状は“濃いグレー”というか、違法である可能性をここまで強く否定することはできないだろう。問題はこの先で仮に法的に問題がなかったとしても、端的に言えば『総理と会食して10万円もらえる』世界であることが世間に知れ渡ってしまった。『会食すれば10万円もらえる』なんてことは一般的に考えてあり得ない。重役と食事をしてお土産で商品券10万円、そんな会社あるか? 石破総理は、自分以外の政治家が総理だったら何と言ったかを自身にもう一度問い直すべきだ。おそらくこの説明では足りないと思ったんじゃないか。法的な問題はクリアしたとしても『政治家ってやっぱりこういう風にお金を使う』とか『あれだけ厳しく政治と金について語ってきた石破さんでも、こんなもんか』という幻滅を招くことは、容易に想像できる。初手の対応として『違法性がない』で乗り切るのは間違いで、やはりもっと素直に謝った方が良い」と述べた。

 13日、23時20分過ぎ、そして14日の早朝に石破総理は会見を開き、改めて違法性を否定。商品券を配布したのは初めてではないとし、野党から追及されている自身の進退については「これは公職選挙法にも政治資金規正法にも何ら抵触をするものではない」と述べた。
(『ABEMAヒルズ』より)
 

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