「 “違法性がない”で乗り切るのは間違い」石破総理 10万円商品券問題を石戸諭氏が切る ABEMAヒルズ 2025/03/15 06:10 拡大する 自民党の当選1回の衆議院議員に対し10万円相当の商品券を配っていた件における石破総理の“初手の対応の問題点”などについて、ノンフィクションライターの石戸諭氏に聞いた。 石戸氏は「まずは違法性が問われてくるだろう。石破総理は大丈夫だと言っているが、現状は“濃いグレー”というか、違法である可能性をここまで強く否定することはできないだろう。問題はこの先で仮に法的に問題がなかったとしても、端的に言えば『総理と会食して10万円もらえる』世界であることが世間に知れ渡ってしまった。『会食すれば10万円もらえる』なんてことは一般的に考えてあり得ない。重役と食事をしてお土産で商品券10万円、そんな会社あるか? 石破総理は、自分以外の政治家が総理だったら何と言ったかを自身にもう一度問い直すべきだ。おそらくこの説明では足りないと思ったんじゃないか。法的な問題はクリアしたとしても『政治家ってやっぱりこういう風にお金を使う』とか『あれだけ厳しく政治と金について語ってきた石破さんでも、こんなもんか』という幻滅を招くことは、容易に想像できる。初手の対応として『違法性がない』で乗り切るのは間違いで、やはりもっと素直に謝った方が良い」と述べた。 続きを読む