鶴があしらわれた杯 八分目以上の酒を注ぐと起きる“不思議な現象”に「構造わからなかった。シンプルなのに面白い」「日本酒好きは欲張りがちになる笑」 週刊BUZZ動画 2025/03/15 14:50 拡大する 真ん中に鶴があしらわれた杯(さかづき)に、八分目以上の酒を注ぐと起きる“不思議な現象”に、SNSでは話題となっている。 注目を集めているのは、1881年創業の新潟県の酒蔵「菊水酒造」が所蔵する「十分杯(じゅうぶんはい)」と呼ばれる杯。欲張って八分目以上の酒を注ぐと、杯の底から酒が全て流れてしまうという仕掛け酒器だ。 不思議な仕掛けの種は、灯油ポンプやトイレの排水などにも利用されている「サイホンの原理」によるもの。杯の中央にある鶴の中に高さのある穴があり、お酒を満杯に注ぐと、鶴の体を押さえている空気圧とのバランスが崩れて、サイホンの原理で底の穴からお酒が全て流れ出るようになっている。 続きを読む 関連記事