【ブンデスリーガ】マインツ 2-2 フライブルク(日本時間3月15日/メーヴァ・アレーナ)
【映像】佐野海舟、驚異の超加速でボール回収→絶品アウトサイドパス
マインツのMF佐野海舟が驚異的なスピードからのボールハントと正確なアウトサイドパスでカウンターチャンスを作り出した。守備に攻撃に動き回る精力的なプレーにファンたちが驚愕している。
佐野はブンデスリーガ第26節のフライブルク戦にダブルボランチの一角として先発出場。右ウイングとして先発した日本代表MFの堂安律との日本人対決を迎えた。
佐野の光るプレーが飛び出したのは、マインツが1点リードで迎えた57分だった。堂安のクロスからルーズボールを拾ったマインツのMFマクシミリアン・エッゲシュタインのトラップが流れた瞬間を見逃さなかった佐野は、一気にトップギアに入れて超加速でプレス。そして右足を伸ばしてボールをカットし、こぼれたボールをMFイ・ジェソンが回収した。
しかし佐野はここで足を止めずに、イ・ジェソンからボールを引き出す。ダブルタッチでスペースに逃げながら前方の様子を確認すると、右足のアウトサイドパスで左前方を走るFWヨナタン・ブルカートへとぴたりとパスを通す。最後は自分で持ち運んだブルカートが右足でミドルシュートを狙う。惜しくもGKの正面をついたが、佐野のボール奪取からフィニッシュに持ち込んだシーンだった。
このプレーについて解説の安田理大氏は「はっや!素晴らしい。佐野選手のプレッシャーの速さからのパス。すごい」と佐野を称賛した。またABEMAのコメント欄でもファンが、「佐野速いってw」「足はやっ」「佐野ってめちゃくちゃ速いよな」などスピードに関するコメントをはじめ、「佐野えぐいよなー」「あれ奪ってカウンターだもんな」「パスもぴたり」「奪ってからのパスがえぐい」「1人で攻撃も守備もするやん」など仰天していた。さらに3月シリーズの日本代表は再び選外になっていたため(最後の招集は24年1-2月のアジアカップ)、「やっぱり代表で見たいよなー」「呼んでほしかったなー」などの声も見られた。
最終的に佐野はフル出場。43分に退場者を出したこともあってマインツは厳しい戦いを強いられたが、豊富な運動量で攻守に躍動し、2-2で勝点1獲得に貢献している。
(ABEMA/ブンデスリーガ)