ラグビーなのにヘディング！？放送席も「意図的ですか？」と驚くほど絶妙なパスに変化

【ラグビー】イングランド代表68－14ウェールズ代表（3月15日・日本時間16日／ミレニアム・スタジアム）
　ラグビーにヘディングなんて、あったっけ？イングランドの選手が、相手のディフェンスラインとの距離感を見定めながら、あえてパスをキャッチすることなく、そのまま頭でボールを受け止め、前方に転がし、そこからトライを演出するという好プレーとも珍プレーとも取れるシーンがあった。
　ウェールズ陣10メートルラインを少し入ったところからの、イングランドのラインアウト。しっかりとボールを確保すると、FWも数人ラインに参加、パスを回してウェールズ陣にさらに深く攻め込むと見られていた。ところがSOのフィン・スミスからパスを受けると思われた選手が、手を出さずにそのままサッカーのヘディングのようにボールを頭でヒットした。