【ブンデスリーガ】マインツ 2-2 フライブルク(日本時間3月15日/メーヴァ・アレーナ)
日本代表での活躍も大いに期待できる一幕だった。フライブルクのMF堂安律が、高い強度の守備で立て続けにボールを奪うと、ボックス内を超絶的ダブルタッチのドリブルで攻略した。
サムライブルーの10番・堂安が所属するフライブルクは日本時間3月15日、MF佐野海舟を擁するマインツと対戦。注目の上位対決は2-2のドローとなり、堂安は79分にアシストを記録するなど大活躍を見せた。
コンディションの良さがとりわけ伺えたのが、開始8分のワンプレーだ。フライブルクDFマティアス・ギンターが前線にアバウトに出したロングボールをマインツのDFモリッツ・イェンツが処理しようとすると、そこに堂安が激しくプレッシャーをかけてマイボールとした。
強度の高い守備からボールを持った日本代表MFは、近くにいたチームメイトにパスを出すもこれをイェンツに当ててしまう。ただ、そこで諦めない堂安は、鬼のトランジションで再びボールを奪い返すと球際で強さを発揮。一度は倒れてしまったが、強引に起き上がってからダブルタッチのドリブルでボックス内に進入した。
最後に出したグラウンダーのクロスは跳ね返されてしまったが、試合が切れた後に何なら文句を言ってきたイェンツを手で跳ね除けるなど気合い十分だったアグレッシブなプレーにABEMA視聴者は大興奮。コメント欄で「めちゃくちゃ調子ええな」「堂安やっぱりすごいわ」「キレキレ」「カッコ良すぎる」「堂安律えぐいって」「身体つよ」「堂安一人で局面作ったぞ」「えぐすぎる」「堂安つええ」「堂安は狭い局所のプレーが巧み」「根性と技術があるのが良いわ」などと反応していた。
実際、この日の堂安はデュエル勝利が両チーム最多の15回。172cm・70kgの体躯ながらフィジカルの強さは大柄な選手が揃うブンデスリーガでも際立っており、技術はもちろん頑強さも大きな魅力のひとつだ。
なお、堂安はこの試合直後に移動してすでに帰国。ワールドカップ・アジア最終予選に臨むため、すでに日本代表のトレーニングに参加している。
(ABEMA/ブンデスリーガ)