【ラ・リーガ】ラージョ2-2ソシエダ(日本時間3月17日/バリェカス)
試合終盤、ソシエダのMF久保建英が決定機を演出。19歳と阿吽の連携で“アシスト未遂”となったプレーがファンから注目を集めた。
リーグ第28節で、敵地に乗り込んだソシエダ。2-2で迎えた後半88分、80分に同点弾を呼び込む活躍を見せた久保は右サイドで再び存在感を強めた。
MFベニャト・トゥリエンテスが自陣左サイドでボールを持つと、対角のロングパスを右サイドの久保へ供給。久保はこれを左足でコントロールすると、前方の広大なスペースを一気に駆け上がる。相手DFアルフォンソ・エスピーノがカバーに入ってくるが、久保はスピードを緩めることなくカットイン。ペナルティアーク内へ、左足のアウトサイドで絶妙なラストパスを送った。
走り込んできたのは、久保のプレーをきっかけにリーガ初ゴールを決めたばかりの19歳、アルカイツ・マリエスクレーナ。勢いよく放ったミドルシュートは低い弾道でゴールを襲ったが、相手GKアウグスト・バタジャが横っ飛びで阻止。決まっていればソシエダが勝利に大きく近づくかという場面だった。
この久保のに「久保君えっぐw」「この試合もっと早くからちゃんと久保使ってれば勝てただろうな」、「久保とマリエスクレーナのホットライン開通してる、てかオヤル入れた意味無さすぎる」「久保とマリエスクレーナ合いそうだな」と、新たな“相棒”の誕生を予感するコメントも見られた。
試合はそのまま2-2で終了し、ソシエダは勝ち点1を獲得。ゴールやアシストこそなかったが、久保は自身の仕掛けがチームにとって大きな武器であることを改めて証明した。
(ABEMA de DAZN/ラ・リーガ)