■運転上達のコツとは?
トラフィック・プロフェッサーKさんによると、運転が上手な人と下手な人の違いについて、初期は「ブレーキ技術、ハンドル技術」、後期は「最適な走行ポジション、情報(ルールと交通パートナー)、キャッチと判断能力、合図能力」。そもそも、「上手い下手だけであれば、個人的にそんな心配はない」と語る。
mさんが苦手な車体感覚について、「『左ギリギリかな』と思ったとき、左側のミラーを見ると隙間がある。そうすると、自分のイメージと現実にギャップがある。(左側のミラーを見て)ギャップを埋めていかないと、左側の感覚はつかめない」と説明した。
免許を取らない方がいい人について、Kさんは「技術的な面ではいない」とする一方で、「性格的にはいる」と明かす。「(教習所での)トークで、今はルールを守ってるけど、免許取って横に口うるさい人がいなくなったら絶対守らないな…みたいなのはある」。
Kさんによると、運転を上達するには「①止まる前、曲がる前のブレーキ技術の上達を図る」「②止まる前、ブレーキを安定させるための適正な走行ポジションの走行を図る」「③周囲の情報の認知(他の車や歩行者、信号や標識等)に努める」ことだという。
「結局、①が全てだと思う。もう東京だろうが、田舎だろうが、道はまっすぐか、曲がるかしかない。となると、“運転上手い”は、“曲がる”になってくる。 まっすぐ走ってる時にダメだっていうのは、初期の段階であまりいらっしゃらない。曲がり方で上手いかどうかが決まってくる」(トラフィック・プロフェッサーKさん)
さらに、「止まる時も同じだ。つまり、曲がる前に曲がりやすい速度、止まる前に止まりやすい速度になってるかは、その前のブレーキに決まってる。例えば、曲がる前に『スピード落としてね』と言って、実際に運転すると、曲がる前に速度が仕上がってない。つまり、曲がりながら速度を落としてしまう。致命的なミスとして表に出てこないが、『今、曲がりながら2キロ落としましたよね』と、私は教習しながら言う。ミスをミスとして受け止めないと上達はしない」とした
(『ABEMA Prime』より)
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